加藤良行のうつわは活きている。
木として生きているわけではないのだけれど、かつては生きた塊だったものを引き受け作ることで湧きたつ瑞々しさが、
そこにはある。
手にした時に気持ちよい張りを感じるのは、刳りもの一筋の矜持が躍動しているからだろうか。
長く付き合えるうつわには、使い勝手だけではない、ヌケのよい明るさが息づいているかどうかも大切なのだと気付かされる。
ぜひ多くの方に手に取っていただければと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。
会期: 2018年10月3日(水)〜14日(日)
会期中休業日: 9日(火)
作家在廊日: 6日(土)