流麗で美しいフォルムは鑑賞物として魅力的ですが、元々は違う目的で作られたものです。数理模型と呼ばれ、難解な数式や幾何学を目に見える形の立体にして理解を助けるように製作されたものです。
今回、夏休みと重なる時期に好奇心をくすぐり開放するように、数理模型の展示販売をおこないます。
とっつきにくく感じるかもしれませんが、造形物として魅力的なのは確かですし、見えることができないものをどうにか見たり触れたりできるようにしたい、そんな欲望はスケールの違いはあるにしても、人の営みに欠かせないものだと思いませんか。
数理模型は19世紀後半のドイツで製作されていましたが、日本国内でも作られていました。その製作元のひとつである加藤数物製作所は、ドイツでは石膏製だった数理模型を強度や耐久性、軽量化を高めるために木製で作り出していました。
そんな加藤数物製作所では、かつて教材として作られていた数理模型コレクションの復刻を進めています。今回はその中から復刻製作されたモデルの販売、アーカイブ模型の展示をご覧いただけます。
また、加藤数物製作所では数学教材作りの経験を生かし、気づきにくいけれど身のまわりに溢れる数学を楽しみ親しめるようにと展開されてるプロダクトもご用意いたしますので、こちらはお土産のように選んでください。
加藤数物製作所は昭和2年に阿波座にて創業。当店依拠する芝川ビルも竣工昭和2年。そんな偶然に縁も感じ、約100年の年月を経て変わらない美しさをご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
会期中はオンライストアでも販売しておりますので、ぜひご利用ください。
書籍などは別途お問い合わせいただければ、送料を抑えてお届けできます。
https://store.ricordo201.com/
会期: 8月9日(水)~27日(日)
営業時間: 12~19時
定休日: 月曜, 火曜
*事前にご連絡いただければ、定休日や営業時間外でも対応可能な場合もございます。お気軽にお問い合わせください。
Satomi Kawakita Jewelry 2023年の受注会を開催いたします。
新作を含めたほぼ全てのジュエリーをご覧、お試しいただいてオーダーを承ります。
カラーストーンの魅力を楽しめる新作や、タイムレスな存在感で永く時間を共にできるウエディング、ブライダルリングをご用意しております。もちろん、ピアスやネックレスなどもございます。
気持ちも行動もオープンなムードが高まってきたように感じます。さらに気分を引き上げくれるようなジュエリーをお選びください。
毎年恒例のように開催できることが嬉しいです。自身の楽しみとして、ひとつひとつ買い足していただいたり、大きなライフイベントを象徴する記念を選んだり。大切な瞬間にすみっこで立ち会わせていただいて、Satomi Kawakita Jewelryの持つ、人や時間を繋いでいくパワーを感じます。
会期: 3月29日(水)~4月16日(日)
営業時間: 12~19時
定休日: 月曜, 火曜
*事前にご連絡いただければ、定休日や営業時間外でも対応可能な場合もございます。お気軽にお問い合わせください。
はじめましての印象は、お守りのよう、でした。
自然の造形はそのままで既に美しいのですが、それだけでお守りのように感じるのは難しくて、その間にヒトの営みを想像できると、祈りのような感覚を受け取れる。
編むという行為には、それをたっぷり含めることができる、昔からもこれからも続いていく営みだろうと思えました。
植物を摘み、整え、編む。
年明けに相応しい、すうっと芯がとおるような草編みをご覧いただけます。ぜひお越しください。
草編み -中村未来子 個展-
会期: 2023/1/6(金)〜22(日)
*会期延長いたしました。実際にご覧いただいた方からは満足度の高い反応を頂いてます。この機会に是非お立ち寄りください。
定休日: 月, 火
*定休日にご来店希望の場合は事前にお問い合わせください。対応可能な場合もございます。
昨年に続き、水谷智美さんの個展を開催いたします。
先行して届いた作品を前にして、月を眺めるような心地になりました。
壮大で困難だけど、達成できれば大きな可能性を感じさせてくれる目標をムーンショットといいますが、水谷さんの話をうかがっていると遠くを見てらっしゃるなと感じます。
焼きものでどこまで届くのか。初日を迎えるまで、緊張感と期待に満ちています。
十五夜と十三夜のあいだ。夜長の季節、作品と共に仄明るい気持ちで過ごす時間をお楽しみください。
会期: 2022年9月23日(金/祝)〜10月2日(日)
在廊予定日: 23日(金/祝) 24日(土)
定休日: 月, 火
*定休日にご来店希望の場合は事前にお問い合わせください。対応可能な場合もございます。
*10月2日(日) 20時からオンラインストアでの販売を開始いたします。
開始前にプレビューをおこなっておりますので、ごゆっくりご覧ください。
Satomi Kawakita Jewelry 2022年の受注会を開催いたします。
21AW, 22SSの新作を含めた、ほぼ全てのジュエリーをご覧いただけます。
ウエディング, ブライダルリングをはじめ、さまざまなデザインをお試しいただき、オーダーを承ります。
リングはもちろん、ピアス, ネックレスもご用意しております。
当店としては、久しぶりの春の開催。過ごしやすい陽気のなか、お出かけの際にはぜひお立ち寄りください。
会期: 4月20日(水)〜5月8日(日)
営業時間: 12~19時
定休日: 月曜, 火曜
*事前にご連絡いただければ、定休日や営業時間外でも対応可能な場合もございます。お気軽にお問い合わせください。
*22日(金)は18時閉店となります。ご了承ください。
SAGAN Vienna 22SSコレクションの展示、受注会を開催いたします。
新作のKANSHITSU BAGは、名前そのままに乾漆を用いた彫刻的でソリッドな佇まい。
また、ワインを作る過程で生じる皮、茎、枝などで構成されるグレープレザーを用いたコレクションもご覧いただけます。これまでは廃棄されていたものに新鮮な価値を吹き込む。生産背景も含めて人や環境への負荷も低く、時代の動きを感じる内容となっております。
もちろん定番のレザーもご用意しております。シーズナルカラーもお好みでお選びいただけるのは、受注会ならではの楽しみですね。ゆっくりとご覧ください。
ご注文品のお渡しは2022年4月頃となりますが、すぐにお持ち帰りいただけるアイテムとして、Carl Aubockのキーリングと、KANSHITSU BAGの漆を制作された桐本滉平さんの乾漆器をご用意しております。
さらに、山元彩香さんが撮影されたコレクションの写真もご覧いただけます。プリントの存在感。画像が溢れる今だからこそ新鮮に写ります。
ものが作られるプロセス、携わる方々や背景にも思いを寄せるブランドの姿勢を感じていただける内容になります。是非お越しください。
会期: 11月13日(土)〜21日(日)
*月曜, 火曜定休となりますが、もしご来店を希望される際は事前にご相談ください。対応可能な場合もございます。
作品を手にした時、その背後に思いを馳せる。木の塊からこの形に至るまでの道筋は、ただ木を刳るという運動の繰り返しで、
その真っ当さと、そこにニュアンスを宿す繊細さに腹落ちと驚きがある。
当たり前のことを黙々と続けることが最短経路で、それがやがて見晴らしのよい景色へつながる。
変化を続けながら一貫した姿勢が感じられて、3年ぶりの個展で形は変わっていても変わらない清々しさの宿る貌の作品が並びます。ぜひご覧ください。
会期: 2021年10月2日(土)〜10日(日)
作家在廊日: 2日(土)
*展示設営のため、1日(金)は休業いたします。
初日の作家在廊日に関しては、混雑回避のため、予約優先制といたします。ご予約なしでもご覧いただけますが、その時間帯の予約が埋まっていたり、店内の状況によりましたら、お待ちいただく場合がございます。ご予定がおわかりの方は下記URLから予約手続きをいただけますと幸いです。
https://airrsv.net/ricordo201/calendar
カレンダーを2(土)まで移動して、ご希望の時間帯からお手続きください。
30分としておりますが、どの作品にするのか迷われる方もいらっしゃるかと思いますので、多少延長になっても大丈夫です。
*会期後半以降にオンラインストアへの掲載を予定しております。詳細は追ってご案内いたします。
– 7(木)20時からオンラインストアでの販売をおこないます。下記注意事項をご了承いただき、お買い物をお楽しみください。
https://store.ricordo201.com/
*カート販売可能な作品はすべて掲載しております。
*複数点をお求めいただいた場合、追加送料が発生する場合がございます。その際は連絡差し上げますので、ご対応くださいますようお願い申し上げます。
*店頭での受け取りをご希望の方は、備考欄にその旨をご記載ください。改めて連絡差し上げます。
やっぱり瑞々しさがあるといいますか、ザラリとした作品のテクスチャからすると真逆に思えますが、対面した時、こちら側に残る感触としてはそうなんです。
2年ぶりの個展、先行して到着した作品を前にした印象は、ぎゅぎゅっと凝縮されてるという感覚でした。そこにあったのは、あからさまに変化したわけではないのに、より締まった、頼りがいの増した佇まいでした。
繰り返し繰り返しの積み重ね。ぐるぐるらせんのような行為。それが心地よく広いところへ繋がる方法のように思います。
ぐるりと渡り歩かれて、受取る感覚は変わらず、でも変化はしていて、より自在になったような作品を迎えることができ、とても嬉しい思いです。
プレート、カップといった食器はもちろん、個展時だからこその存在感の花器など、様々な作品をご覧いただけます。
会期: 2021年4月29日(木/祝)〜5月9日(日)
会期中休業日: 3(月), 4(火)
*29日〜2日までは予約制となります。
https://airrsv.net/ricordo201/calendar
カレンダーをご希望の日時まで移動して、お手続きください。
*28日(水)は設営のため、臨時休業いたします。
*5月7日(金) 21時頃からオンラインストアで販売開始いたします。下記をご一読のうえ、お買い物をお楽しみくださいませ。
– 作品を複数点お求めいただいた場合、追加送料が発生することがございます。その際は別途ご連絡いたしますので、お支払いをお願いいたします。
– ご注文状況によっては発送作業にお時間を頂戴して、到着日時のご希望をいただいてもお応えできない場合がございます。予めご了承ください。
– タイミングによっては、店頭で販売済みとなる場合もございます。申し訳ありませんが、その際はキャンセルとさせていただきます。
– 食器の一部をのぞいて、一点ものとお考えください。再入荷などのお問合せについて回答を差し上げるまでには、お時間を頂戴いたします。
– 店頭で受け取りたいという方がいらっしゃいましたら、お支払い方法を銀行振込にしていただき、備考欄に店頭受取をご希望される旨ご記載いただき、1週間以内にお越しください。キャンセルはいただけませんので、ご注意くださいませ。
お願いが多くて恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
ひとつでも多くの作品が皆様のお手元へ渡っていければ、これほど嬉しいことはありません。
https://store.ricordo201.com/
Satomi Kawakita Jewelry 2020年の受注会を開催いたします。
タイムレスな魅力と輝きで、どんな時にでも身につける喜びを感じさせてくれるジュエリー。
いろいろなフォルムやテクスチャを自在にかけ合わせるデザイナーの発想は刺激的で、こちらの感性も開いていくようです。数あるリングの組み合わせを考える時間は楽しく、また見慣れたものが新鮮に感じられ、飽きること無く付き合っていただけます。
リングをはじめ、普段はご覧いただけない豊富なコレクションをご用意いたします。変わらぬ輝きをたたえるジュエリーがあれば気分も良くなりオープンに。是非ご覧ください。
ジュエリーは納得できるよう時間をかけ、また気兼ねなく選びたいと思われることでしょうし、こちらもそうしていただきたいなと思います。
そこで、少しお手間をかけますが、今回の受注会は予約優先制といたします。
アポイントメント無しでお越しいただいてもご案内できますけれど、人数が多くなりすぎないよう、場合によっては入店制限を行い、お待ちいただくこともございます。
前後のご予定など、ご都合のある方は下記ページから事前のご予約をお願いいたします。
https://airrsv.net/ricordo201/calendar
*カレンダーをご希望の日時まで移動していただき、お手続きください。
会期: 9月2日(水)〜13日(日)
会期中休業日: 7(月), 8(火)
“Familiar done differently” ──よく知られたものを違う見せ方で
柔軟でユニークなアイデアと、意志と知の通ったアプローチを感じさせる展開をする、ウィーンのブランドです。
籐編やホーンプレートなど、クラフトと近接する要素を取り入れ、on/offを問わず生活の様々なシチュエーションに活躍し、シック/カジュアルいずれのスタイリングにおいても馴染み、リラックスしたエレガンスを醸し出す。手にする人に寄り添うバッグです。
会期: 8月5日(水)〜16日(日)
会期中休業日: 10(月/祝), 11(火)
オンラインストアからもお求めいただけます。
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デザイナーは、Tanja Bradaricと大前 太郎のふたり。
Tanja Bradaricはクロアチア出身で、ウィーン応用美術大学を卒業。RAF SIMONS, VERONIQUE BRANQUINHOの下で学ぶ。BALENCIAGA, Chloé, christian wijnants, Punto Setaで経験を積んだ。
大前 太郎は日本出身で、文化服装学院を卒業後、2007年に渡英。ウィーン応用美術大学卒業。VERONIQUE BRANQUINHO, Bernhard Willhelmの下で学ぶ。WENDY JIM, BALENCIAGA, Radic and Morger, Chloéで経験を積んだ。
2012年にBradaric Ohmaeをスタート。2016年にSAGAN Viennaへ改名。
まっとうな仕事に触れるのは気持ちのいいことで、そうすれば意識せずとも当然のように日々手が伸びる器たち。
この当たり前はずっと続いていくんじゃないだろうかと思わせてくれる安心感。その射程は広くて深くて、何十年、いや百年以上にまで届きそうで、自分の手を離れても誰かが使っているだろうと想像出来るから、日常から遠くへ通じる感覚も味わえる。
日々の風景を美しくしてくれる、お二人の仕事をご覧いただけます。
会期: 7月18日(土)〜26(日)
作家在廊日: 18(日)<岡田直人, 竹俣勇壱> 19(日)<岡田直人> 在廊は見送ることとなりました。
初日と二日目の7月18日(土), 19日(日)は混雑を避けるために、予約制での営業といたします。ご来店希望の方は、下記のページからご予約ください。
*お買い物をされる/されないに関わらず、ご入店を希望される人数分のご予約をお願いいたします。お子様も含みます。
*購入点数制限を設けさせていただきます。点数は当日お伝えいたします。
*予約時間枠内でしたらいつお越しいただいても大丈夫ですが、退店時間までにはお買い物を済ませていただけますよう、ご協力をお願いいたします。
予約ページ: https://airrsv.net/ricordo201/calendar
日付を18日, 19日まで移動して、ご希望の時間枠から手続きを完了してください。
22日(水)以降につきましては、ご予約なしでお越しいただけますが、状況によっては入店制限を設けたり、予約優先制へ切り替える場合もございます。予めご了承ください。その際にはあらためて告知いたします。
23日(木/祝)20時頃からオンラインストアへの掲載を予定しております。
お買い求めに際して、下記を予めご了承ください。
*作品の再入荷はございません。何卒ご容赦ください。
*在庫作品は全種類掲載しております。
*複数作品をお求めいただいた場合、当初の設定より送料がかかることもございます。その際は個別に連絡差し上げますので、お手数ですけれどご対応ください。
*多数のご注文が予想されるため、発送準備にお時間を頂戴いたします。到着日時のご希望に適えない場合もございます。
*店頭との売り違いを防ぐため、営業時間中は一旦掲載を下げる場合がございます。
*在庫状況により、作品によっては購入点数の制限を設けております。
只木芳明の作品、あるいはその姿勢に接するときに思い出す話がある。知人の話なんですけど。
キャンプをして皆で焚き火を囲み、あてどなく話しながら手元のナイフで木片を削り、やがてお玉のような匙のようなものが出来上がった。みんながちょっとずつ削ったりもしていたのかな。
その場限りのものだと思い作られていたけれど、なかの一人がその後も使い続けているそうだ。不思議に使いやすく手が伸びるんだとか。
技巧的にすごいわけではないし、洗練されているかといわれれば、そんなこともないだろう。
もちろん、只木さんが作ったものはフォルムや肌感もずっとシャープで繊細なんだけれど、実直さや、親密さ、軽やかさといったフィーリングは重なるように感じる。
木はすぐに始められる。この部屋から、机上でも、あるいはベッドでもかまわない。作り手の瞬間的な湧き上がり、手応え、その鮮度を捕まえ、形や肌に固着させ、それがそのままこちらに届くようだ。うちからうちへ。
ん。それって結構重めなんじゃないのと思いきや、出来上がってくるものは、好きにしてくれとでも言わんばかりの軽妙さと余白がたっぷりで、使い手の想像力を楽しませてくれる。
会期: 4月29日(水/祝)~5月17日(日)
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今回の企画展はオンラインで楽しんでいただけるようにと考えております。
ご来店をご希望の方は、メール, お電話などで事前にアポイントいただきますよう、お願いいたします。ご希望の日時とお名前をお知らせください。
オンラインストアで作品をお求めいただけるようにいたします。
また、在廊に代わりインスタライブで、只木さんの制作風景と当店の展示風景を合わせてご覧いただく予定をしております。
配信はランダムに複数回で考えております。タイミングが合えば、頼りないラジオのようにお付き合いください。
作品をお求めいただいた方にはMOUNT COFFEEさんによる「タダキブレンド」の珈琲豆をお付けいたします。ある程度の量をご用意いたしますが、先着順となります。予めご容赦ください。
SAGAN Vienna春夏コレクションの到着に合わせてポップアップを開催いたします。
“Familiar done differently” ──よく知られたものを違う見せ方で
見過ごすくらいに見慣れていたものたちが、組み合わせ整えられることで新鮮に感じられる。それは発見に伴う喜びにも似た感覚かもしれません。
過ごす日々に喜びと、新たな息吹をもたらしてくれるバッグたち。
バッグはもちろん、財布などのスモールレザーグッズもご用意いたします。どなた様もご覧ください。
会期: 2020年4月1日(水)~26日(日)
会期中休業日: 6(月), 7(火)
オンラインストアにも掲載しております。ぜひご覧ください。
また期間中はオンラインストア一覧に無い場合でも通販可能なものもございます。こちらは個別でお問い合わせください。
https://store.ricordo201.com/
塩壺展
料理に欠かせず、遡ると生命の維持には不可欠な塩。
大切な要素なのに、キッチンではぞんざいに扱われてそうな予感もする塩。ちゃんと居所を見出したいと、そこに塩壺です。
八田亨による塩壺をたっぷり。辻野剛による塩壺もスパイスのように並びます。
蓋の造作は中島信太郎。塩壺には欠かせないバイプレイヤーとして、塩的な役割を担っていただきました。
是非お出かけくださいとは言えないところですが、いつもどおりに店を開けております。
作家在廊日もございますが、日にちは定めておりませんので、皆様もそれぞれのタイミングでお越しください。
自由集合、自由解散。すれ違いと偶然の妙味を楽しんでください。少ししょっぱいかもしれませんけれど。
会期: 2020年3月11日(水)~29(日)
定休日: 月曜, 火曜
3月30日(月)までオンラインでもお求めいただけます。
身につける人の魅力をそっと照らし出すようなジュエリーをかたちにする。
品のある華やかさがあり、シンプルだけれど、細部に目を配ると身につける喜びを感じられるディテール。
幼い頃の記憶にある母親のファッションがインスピレーションになり、クラシカルなニュアンスがデザインのスパイスとして加わっている。
そんなChisato MuroがNew Yorkから日本へ拠点を移して、はじめての受注会を開催いたします。
多くの皆様にご覧いただきたいと思います。是非お越しください。
会期: 11月13日(水)〜11月24日(日)
会期中休業日: 18日(月), 19日(火)
デザイナー在廊日: 16日(土), 17日(日)
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ご注文を承りまして、お渡しは2月末頃になります。
一枚の布が織り上がるまでの時間。劇的な何かがあるわけではないけれど、淡々と連綿と紡がれ、繰り返される仕事。たぶん少しの緊張感。
そうして出来たストールには、作られていた時間と微かな手の気配を孕んでいるようで、心地よい静けさが織り込まれている。
身にまとい洗うほどに、柔らかくぬくもりを増してゆくさまは、布を育てるような経験です。
ぜひ永く付き合える一枚を選んでください。皆さまのお越しをお待ちしております。
会期: 10月22日(火/祝)〜11月4日(月/祝)
会期中休業日: 28(月), 29(火)
作家在廊日: 26(土)
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・ウール 100%
軽く、柔らかく、弾力のある生地感。
手織りされた布は仕上げに熱い湯で手洗いが施されることで、膨らみが出て、羊毛の特徴である縮れた繊維同士がよく絡み合います。
膨らんだ繊維の中には空気をたっぷりと含むために、軽く暖かい仕上がりになります。
機械紡績の糸を手織りすることで、さらっとしながらも手で紡いだような素朴な質感もほのかに漂います。
color: ライトグレー / ライトグレー x ダークカーキ / ベージュグレー / ダークカーキ
size: スクエア 120 x 115cm / ロング 220 x 55cm
price: ¥33,000- (tax incl.)
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・アルパカ 50% ウール 50%
ウールの軽く膨らみのある質感と、アルパカ独特のぬめりを感じられるしっとりとした触感が混ざり合います。両者の利点をうまくかけ合わせた、日本の高い紡績技術を感じられる糸を使用して、手織りされています。
ややクールな印象の布で、エレガントな雰囲気もありますが、数年使い込むことでふんわりとした触感も顔をのぞかせます。
印象の変化を楽しんでいただける布です。
color: ホワイト / ネイビー / ブラック / チャコールグレー
size: スクエア 125 x 120cm / ロング 220 x 60cm
price: ¥34,100- (tax incl.)
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・カシミア 100%
通常は洋服生地を織るのに使われる強撚糸で織り上げることで、大きさがあっても軽く風に舞うような、ややシャリ感のある仕上がりになっています。
とても細い糸ながら強撚特有の強度があり、繊細かつ堅牢な第一印象。しかし、使い、洗いを繰り返すことで糸の撚りが解けて毛羽立ち、カシミア本来の極上のふわとろ感が出てきます。
何年もご愛用いただくことで、カシミアという繊維が秘めている力や表情を花開かせる。それは使っていただくあなただけの経験となります。
color: チャコールグレー / グレー
size: スクエア 120 x 115cm / ロング 220 x 60cm
price: ¥42,900- (tax incl.)
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・ウール 手紡ぎ
経糸はウールの機械紡績糸、緯糸は手紡ぎされた糸を使用。緯糸も経糸と同じ太さに紡がれているので、一見他との違いは見えにくいのですが、手紡ぎ糸のもつ力強さや素朴さがあります。
他の布は風に舞うような軽やかな質感ですが、こちらは体を包みこむしっかりとした触感を感じていただけます。手で柔らかく紡がれた糸の中には沢山の層ができ、より多くの空気を含むため、一層の暖かさを味わえます。
使って洗ってを繰り返すことで変化する表情のスピードが早いのも特徴です。取り扱いは他と同様にしていただけますが、使い手の取り扱い方がダイレクトに反映される、育てがいのある布になります。
白はポロワス種の羊毛、黒はメリノ種のウールを黒く染めたもの。それぞれを手紡ぎして、経糸に揃えた色で緯糸に織り込まれています。ともに羊の中でも繊維が細く、柔らかい触感です。
color: ブラック / ホワイト
size: スクエア 115 x 115cm
price: ¥45,100- (tax incl.)
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・ウール 草木染
毎年、少量だけ制作される草木染のウール糸。現在は「ログウッド」と「ラックダイ」の2種類に絞って染めてらっしゃいます。
ログウッドは、ほとんど黒に見える深い紺色。ラックダイは紫と黒が混ざったような色合いになります。
経糸は他と同様に工場で染色された黒いウール糸を使用。緯糸に白いウール糸を草木染したものを織り込むことで、一枚の布の中で黒〜紺、黒〜紫のあわいを行き来するような、ゆらぎのある表情を持った布になりました。
さらに使用時の日光に当たったり、洗濯をすることで緯糸のみが自由に色を変えていき、より奥行き感のある布へと変わっていきます。
color: ログウッド / ラックダイ
size: スクエア 120 x 110cm
price: ¥36,300- (tax incl.)
SAGAN Vienna POPUP
“Familiar done differently” ──よく知られたものを違う見せ方で
をコンセプトに展開する、オーストリア・ウィーン発のバッグブランド、SAGAN Vienna
昔からある物や、それらに関わる人たちとの出会いをインスピレーションに生み出されるバッグたちからは
リラックスしたエレガンスを感じていただけます。
ウィーンに唯一現存するホーン加工の老舗Hornmanufaktur Petzとの仕事では、ひとつひとつ異なる美しさのあるホーンパーツを取り入れることで、表情豊かで上質な新鮮さも感じていただけます。
会期中は当店の秋冬入荷分に加えて、バッグや小物などを幅広くご覧いただけます。皆様のお越しをお待ちしております。
会期: 9月22日(日)〜10月6日(日)
会期中休業日: 30(月), 1(火)
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デザイナーは、Tanja Bradaricと大前 太郎のふたり。
Tanja Bradaricはクロアチア出身で、ウィーン応用美術大学を卒業。RAF SIMONS, VERONIQUE BRANQUINHOの下で学ぶ。BALENCIAGA, Chloé, christian wijnants, Punto Setaで経験を積んだ。
大前 太郎は日本出身で、文化服装学院を卒業後、2007年に渡英。ウィーン応用美術大学卒業。VERONIQUE BRANQUINHO, Bernhard Willhelmの下で学ぶ。WENDY JIM, BALENCIAGA, Radic and Morger, Chloéで経験を積んだ。
2012年にBradaric Ohmaeをスタート。2016年にSAGAN Viennaへ改名。
Satomi Kawakita Jewelry
今年も恒例となりました受注会を開催いたします。
デザイナーの感性と美意識、そこにダイヤモンドセッターというキャリアで育まれた技術と審美眼が加わり、ユニークでタイムレスなジュエリーを生み出しています。
ブライダルとしてはもちろん、普段使いでも末永くご愛用いただけるものばかりです。重ね付けしていただければ、年毎に増す輝きと喜びを楽しんでいただけます。
リングをはじめ、新作を含めたほぼフルコレクションをご覧いただけます。皆さまのお越しをお待ちしております。
会期: 2019年9月4日(水)〜21日(土)
会期中休業日: 9(月), 10(火)
この春夏からお付き合いがはじまりました、SAGAN ViennaのPop-upイベントを開催いたします。
SAGAN Viennaは、コンテンポラリーなデザイン感覚とクラフトマンシップとが交わることで生み出されるバッグ、革小物を展開しています。
機能的で高品質であることは勿論、リラックスしたエレガンスが宿っているのも大切な要素です。シンプルなデイリーウェアに加えていただければ、洗練された空気感が醸し出されます。
会期中は当店入荷品だけでなく、2019春夏コレクションを中心に、バッグから財布などの小物まで、幅広くご覧いただけます。ユニセックスでお使いいただけるものもありますので、何方様もお越しくださいませ。
会期: 2019年5月22日(水)〜26日(日)
さまざまな素材をユニークに組み合わせるデザイナーの感覚や、熟練職人の手仕事の温度感はありつつ、全体としてはクリーンでコンテンポラリーな仕上がりになっています。
歴史や伝統を踏まえつつ、現代の日常に洗練された悦びを加えてくれる視点や姿勢を感じる、ひとつの誠実さがあります。そして何よりは、日常や旅行へ、いつでもどこへでも、連れてでかけたいと思わせてくれる高揚感。大切なことですよね。
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SAGAN Vienna
サガン・ヴィエンナ(SAGAN Vienna)は、オーストリア・ウィーン発のバッグブランド。
ブランドコンセプトは “Familiar done differently” ──よく知られたものを違う見せ方で
デザインコンセプトは、ユニークでリラックスしたエレガンスが醸し出され、かつ機能的であり、高品質であること。歴史・よく知られたもの、それらに携わる人々との出会いが新しいアイデアとなる。
レザーや金具などの付属品は、イタリア製の厳選されたものを使用しており、生産はオーストリアを中心にセルビアやスペインで熟練の職人が行っている。
デザイナーは、Tanja Bradaricと大前 太郎のふたり。
Tanja Bradaricはクロアチア出身で、ウィーン応用美術大学を卒業。RAF SIMONS, VERONIQUE BRANQUINHOの下で学ぶ。BALENCIAGA, Chloé, christian wijnants, Punto Setaで経験を積んだ。
大前 太郎は日本出身で、文化服装学院を卒業後、2007年に渡英。ウィーン応用美術大学卒業。VERONIQUE BRANQUINHO, Bernhard Willhelmの下で学ぶ。WENDY JIM, BALENCIAGA, Radic and Morger, Chloéで経験を積んだ。
2012年にBradaric Ohmaeをスタート。2016年にSAGAN Viennaへ改名。
「私は無名の作家です」本人はそういわれますし、有名/無名で量るなら、そうなのでしょう。けれど、これまでの軌跡と蓄積は作品に表れていて、そこには、秘めやかで健やかな自信が宿っているようにも感じます。
広く知られずとも、こんこんと湧き続けてきた地下水脈のような営み。
朗らかで頼れる器、ポケットオブジェなどが並びます。生命力溢れる悦び、心地よさが溢れるものになると感じています。
皆様のお越しをお待ちしております。
会期: 2019年4月17日(水)〜5月5日(日) *会期延長
会期中休業日: 23日(火), 30(火)
作家在廊日: 20(土), 21(日)
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展示後記
当店としては、初めて会期延長をしました。追加で作品を送って頂いたのもありますし、水谷さんの場合はこれから出ていかれる方なので、少しでも多くの方に、個展という自己紹介をご覧いただけたらなと考えたからです。
「これから」と書きましたけど、水谷さんの場合は「これまで」がしっかりあるのが不思議なバランスで、それが作品にも出ている気がします。どしっと渋さもあるんだけれど、佇まいから放たれるのは朗らかな明るさ。
当初、展示タイトルは、ただ個展としようかと思っていましたが、少し考えてみようかと、こちらに落ち着きました。
spring water は直訳すると湧き水という意味です。spring自体は突然出てくるものというようなニュアンスで、そこから春、バネ、泉という意味が展開されます。
春には冬が、泉には雨水、雪解け水が呼応するように、突然出てきたように感じられても、目には見えない、しかし確かに続いてきた営みはあるもので、いまの水谷さんも近いところがあるのでは、と感じたわけです。あとは、単純に響きもハマった気がして。
作る人と使う人の出会いや関わりが変化を続けていくなかで、その間に立つ人が出来ること、双方に差し出せるものってなんだろうと考えるわけですが、そのひとつが言葉かなと思います。そんなわけで、野暮を承知で少し解題してみました。
加藤良行のうつわは活きている。
木として生きているわけではないのだけれど、かつては生きた塊だったものを引き受け作ることで湧きたつ瑞々しさが、
そこにはある。
手にした時に気持ちよい張りを感じるのは、刳りもの一筋の矜持が躍動しているからだろうか。
長く付き合えるうつわには、使い勝手だけではない、ヌケのよい明るさが息づいているかどうかも大切なのだと気付かされる。
ぜひ多くの方に手に取っていただければと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。
会期: 2018年10月3日(水)〜14日(日)
会期中休業日: 9日(火)
作家在廊日: 6日(土)
Satomi Kawakita Jewelryは天然石や金属など、自然にひそむ神秘的なかたち、尽きることのない美しさから得た
デザイナーのインスピレーションと、確かな技術により生み出される、ファインジュエリーブランドです。
素材の調達からNew YorkはTriBeCaのアトリエでの制作を経て、皆さまに心地よく身につけていただけるように、
全体のプロセスにも心を配り制作されています。
より多くの人が豊かな時間とともに輝けるようにと願いをこめられた、タイムレスな美しさをたたえるジュエリーです。
会期中はリングをはじめ、ピアスやネックレスなど、新作を含めたコレクションをご用意してお待ちしております。
ぜひお立ち寄りください。
会期: 2018年9月5日(水)〜24日(月)
会期中休業日: 10(月), 18(火)
ジュエリーブランドtmh. (ティーエムエイチ. )のジュエリー、オブジェ コレクションを
一堂にご覧いただける展示・販売会を開催いたします。
美術、古物、工芸など様々なジャンルや時代を超えて自身のアンテナを刺激するもの・ことを
創造の糧に、ジュエリーの枠にとどまらない独自の世界観を展開するtmh.は
シンプルながらも凝縮された形で表されたジュエリー、オブジェを生み出しています。
tmh.の得意とする彫刻的なフォルムを持ったリングシリーズからは
ダイヤモンド原石結晶をカット・研磨することなく内側に配した “ touch raw ”や
DカンやCカンなどの金属パーツから発想しローズカットダイヤモンドを 2 石用いた “ Secret ”
ゴールドやプラチナ等の球体をはくちょう座の星に見立てた“ deneb ”、“ albireo ”のリング、
ピン、ネックレスのシリーズが揃います。
今回は、ジュエリーだけでなく様々なプロダクトも含めて展開する、ルネッサンス期の史実をもとに
想起した“ Hotel 1478 ” のコレクションの展示・販売も同時開催いたします。
“ Hotel 1478 ” に集まるインディビジュアリストのためにtmh.がデザインした
インディビジュアリスティックなアイテムが一堂に揃います。
加えて、今秋9月に発表予定の最新作についても一部先行でご覧いただけます。
是非、足をお運びください。皆さまのお越しをお待ちいたしております。
会期: 2018年7月6日 (金) 〜 22日(日)
*会期中休業日: 9(月), 17(火)
デザイナー 古田氏 在展予定: 7月6日 (金) 〜 8日(日)
お問合わせ先: info@atelier-tmh.com
tmh. / Instagram: @tmh._jewellery
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” Hotel 1478 ”
《 概要 》
現在の混迷を極める世の中に於いて、既存のセオリーとは異なる新しい提案・提示の仕方ということで、ジュエリーの他に様々なプロダクトも含めたコレクションとして展開をしています。
また、ジュエリーそのもののあり方にも疑問を抱き、そのためただ単に着飾る目的でなく、特定の用途を持った「道具、道具的」ものを着想源としています。
【 Hotel 1478 – Individualistic items for Individualist 個人主義者のための個人主義的アイテム 】
「15世紀、ルネッサンス期 イタリアにおける メディチ家とパッツィ家に纏わる史実をもとに想起したインディビジュアリスティックなホテル“ Hotel 1478 ”。
そのホテルに集まるインディビジュアリストのために様々なアイテムを tmh. がデザイン。
ホテルのマークであるイルカはパッツィ家の背合わせのイルカの紋章より由来。
個の内面の自由をも抑制するかのような世の流れへのアンチテーゼを内含したコンセプチュアル且つ
ウィットのあるコレクション。」
“Hotel 1478″それ自体は特定の場所にあるわけではない、架空のホテルです。
“Hotel1478″のコレクションの中からいずれかを手にすることで、その人がいる場所が “ Hotel 1478 ” になる、時空を超越するような想像性も持つコレクションです。
F&Fは二度目、OF PLANTSは初めてとなる販売・展示会を開催いたします。
F&Fからは植物を素材として捉え、つくられたピアス・ネックレスに加えて、新作のリングも登場し、洗練され深度を増した
コレクションをご覧いただけます。
OF PLANTSからは植物の形態、色彩を写し取ったプロダクト群。常設時にはご覧いただけないプレイングカードや
パーソナルプランナーも揃います。
植物はどうしようもなく生まれ育ち、人はそのままを受け止めるしかないように、人がそこに美しさを見出し、
かたちに残したいという欲望にも抗うことはできない。
植物のシェイプ、色、質感に刺激され、生活に取り込む。別のしかたで。
花のように、贈り物としてもお選びいただけますと幸いです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
会期: 2018年3月7日(水) – 3月18(日)
*会期中無休
*在店日: F&F 10(土), 11(日) / OF PLANTS 10(土)
営業時間: 12-19
自然の形、テクスチャからインスピレーションを受け、天然の宝石や鉱物の神秘性に無限の可能性と美しさを見出し、ジュエリーに落とし込む。
有機的で繊細なフォルムとニュアンス。それらを身につけることで、独自のスタイルが生まれ、心地よさとよろこびを感じていただけることでしょう。
3回目の開催となるSATOMI KAWAKITA JEWELRYの受注会。期間中は、約400種類のリングはもちろん、ピアス、ネックレスなど、コレクションの殆どをご覧いただけます。この機会にぜひお越しください。
会期: 7月5日(水)〜7月23日(日)
*会期中無休
営業時間: 12:00〜19:00
山眠り、静けさを纏った品位、ハリのある透明感。
冬に浮かびあがる植物の魅力。
掌にある植物を通して遠景にあぶり出される自然、その欠片に触れていただける機会となるように願います。
アトリエ K fleursの植物、そこから生み出された造形物。
それらに呼応するよう、RICORDOからは花器をご用意いたします。
動植物の活動が潜み、通奏低音のように響く時季。植物をコンパスに人と季節の移ろいに思いを馳せる。
その気配、応答に耳を澄ますような風景を映しだせればと思います。
皆さまのご来場をお待ちしております。
会期: 2016年12月1日(木)から13日(火)まで | 会期中7日(水) 休み
営業時間: 12〜19
在廊日: 1, 3, 4, 10, 11, 13
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“riverbero”は残響、反射、木霊などを意味するイタリア語。
静かながら野の香りを孕んだ植物、水耕栽培にお使いいただけるガラス器、古橋治人さんの花入れなどをご用意します。
その時々における自然のものが、まず、あり、それに寄り添う。植物を扱うことに、予め明確な完成品を示すことはできません。
K fleursさんは言葉を大切にされている印象があり、言葉を重ねながら企画を進めていくなかで、せめて、あいまいな輪郭を素描できればと、文を書くことになりました。私信のようなつもりでしたけれど、ぜひ公開を、と推していただきました。
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12月には、あとがきを読んでいる気持ちになる。
静けさを振り払うような慌ただしさと喧噪のなか、ふと、さみしさが背中に手を差し入れてきてひやりとする。
その根っこがどこにあるのかは知覚できないし、すぐに消える痺れみたいなものだ。
それでかまわないし、その感触に慰められもする。
12月には、まえがきが綴られはじめている。
種子、身体の奥、森深く、水湧く土のなか。今ここを支え、かたちづくる肝心なことは目に見えない。
はじまりの洞穴へは還れない。できるのは、芯から漂う香りや気配に耳を澄ますこと。
球根の内側には、折りたたまれた花が既に眠っているそうだ。
花のまえがきは未読のまま、終ぞ既読となることはない。
せめて、その予兆のかたちと重さ、手触りを心にとどめよう。いつかは世界からいなくなる、ひとりのなかにしまわれたまま、
消えてしまう記憶として。
冬にして花を想う。
昨年、大変ご好評のうちに終えました Satomi Kawakita Jewelry Order Fiar 作品受注会を、今年も RICORDO にて開催できる好機に恵まれました。有機的でナチュラルなモチーフ、それでいてジュエリーとしてのクオリティーは高く、既にアメリカでは多くのファンが作品に魅了されています。日本国内でも支持が広がりつつあり、今回も新たな出会いが期待されます。
限られた期間ですが、多くの作品が一堂に会するこの機会をぜひお見逃しなきよう、 皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。 *即売会ではありませんので、作品のお渡しは後日となります。
会期: 3月31日(木)から4月12日(火)まで| 水曜日, 第一月曜日は定休日
営業時間: 12:00~19:00| *最終日は18:00閉店
**4月2(土), 3日(日) デザイナー在廊
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“SATOMI KAWAKITA JEWELRY” から生まれてくるジュエリーは、ひとつひとつが放つ繊細な魅力はもちろん、重ねることで生まれる、ボリュームの違った表情もまた楽しく、さらなる魅力にあふれます。少しづつ手元に増やしていくことで、重ねてゆく/ 重ねてきた時間を共に過ごし、確かめるような存在へとなっていきます。
今回も、新作を含むほぼ全作品をご覧いただける貴重な機会です。ぜひ足をお運びください。