story
7年目を迎え、これから

 
 

RICORDOは、2013年のオープンから7年目の節目を迎えています。
ガラス工芸家でありながら、手仕事全体に対する理解が深まることや、物や素材自体が持つ審美性への誘起を図るために開店したお店です。しかしながら、やはり作り手は作る(創る)ことを蔑ろにできず、店主と作り手の両刀を器用に扱い切ることができませんでした。
ただし幸いなことに、その思いを十分にくみ取って、店の運営に従事してくれた人がいてくれました。そのお陰でここまで店を維持して来ることができたことは言うまでもありません。お客さまは勿論のこと、作品や商品を店にご提供下さった方々に次いで大切な存在です。

 

現在、frescoの制作の場を分離、増設を目的に和歌山県に新たな工房を建設中です。来年の春には工房が実働に入ると見込まれます。
これまでも希望する程店に出向くことができずにいましたが、主たる活動の場を更に遠方の和歌山県に移すとなれば、なおさらに店に出向く機会が減ることは想像に優しく、その件を最も大きな要因とし、この度店のオーナーシップ移譲という運びとなりました。

 

閉店ではなく、これまで通りに店は営業を続ける。しかも店名、住所、コンセプトもそのままに持続する。これはオーナーにとって本当に幸運なことであり、心から嬉しく思います。前述の店主がこのRICORDOを引き継いでくれます。

これまでのオーナー辻野剛に代わりまして、2020年9月1日より以降は、東田朋之が店の新オーナー、また店主として店の運営を務めさせていただく運びとなりました。

 

ご報告が直前になってしまい恐縮ですが、これまでの皆さまのご愛顧、ご協力、ご意見、ご指導に心から感謝申し上げますとともに、今後も新オーナー東田朋之、そしてRICORDOをお引き立ていただきまして
以前にも増して、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

fresco
RICORDO
辻野剛

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